診断装置の進化が加速するなか、造影検査はますます高度なテクニックが必要とされるようになりました。私たちは、造影に関しての研究を支援し、最先端の技術や情報についてアンテナを張り巡らせ、現場の方への情報提供および、製品づくりに役立てるよう努めています。造影検査の全体を見渡し、設計の段階から、将来どのように進歩していくのかを見据え対応した製品開発を行っています。
医療機器において、現場の方が簡単に、快適に利用できることが重要です。直感的に操作できるよう、総合的にデザインされていることは安全性にもつながります。さらに検査時に患者様にいちばん近い医療機器であることから、怖がらずに安心して検査を受けられるよう、やさしく美しい見た目も大事であると私たちは考えます。根本杏林堂の製品は、「高いデザイン性をもち、安心して使用でき、安定して正確に動く」を基本コンセプトにしています。
−世界中の医療機関に認められる製品をめざして−
それが私たち根本杏林堂の夢です。体型の違いや検査機器の形状の違い、現場対応の違い、知識の差など、「世界中で根本杏林堂の造影剤注入器を使っていただくこと」、その実現はとても難しいことではあります。しかしながら、夢がなければ良い製品は生まれません。私たちは、常に新しい造影剤注入器の開発に取り組み、これからも日本の医療機器メーカーとして長く医療と健康に貢献してまいります。